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ごぼうかえるのTOKIの世界!
皆に元気を与えたい! 前向き楽しいブログを目指す(*^.^*) 口蓋裂の娘ちゃんと軽いADHD、軽いチック症状を持つ旦那と楽しくのんびりな日常をドールちゃん達が紹介する! 独自世界の幻想日本神話、自作小説書いています! 神と人形と人間と霊、そして『K』の季節感じる幻想データ世界TOKIの世界へようこそ! 和風SF日本神話の世界です( ´∀`)
かわたれ時…1月光と陽光の姫2
 望んでもいないのだが金色のビルの屋上に駕籠を降ろされた。鶴達は駕籠から降りたサキに頭を下げると飛び去って行った。
 「お前が輝照姫大神だな。なるほど。」
 気がつくとすぐ横に男が立っていた。オレンジ色の長い髪に赤い鬼の面をつけている。表情は鬼のお面のため見えないが声はおだやかだ。そしてこのビルにまったく合わない質素な着流しを着ていた。
 「足元に気を付けてついて来い。」
 男はおだやかに命令口調でサキを手招いた。サキはその男に促されるまま歩き出した。
 「あ、雪でこの辺滑るから気をつけろよ。」
 男の口調は悪いがそこそこ面倒見がいいらしい。
 「で、階段とか何にもないんだけどどうやって降りるんだい?」
 サキは疲れた顔を男に向ける。実際ここまで来るのにだいぶん疲れてしまった。もう太陽に帰って眠りたい。
 「大丈夫だ。ここを足で蹴ると……。チートエレベーターの完成だ。」
 男はサキの腕を軽く引くと何もない地面を一か所ポンと蹴った。
 「?」
 男が蹴った刹那、地面がブロック状に動き出し、なぜかエレベーターになった。
 「乗るんだ。これを使えば一回ビルから下に飛び降りて階段を登るよりも早くボスに会えるぜ。最速クリアだ。なんだか悲しいな。」
 「……はあ……。」
 「とりあえず乗れ。」
 サキは男に言われるまま、そのエレベーターの中へ入った。その後、男も乗り込み、下のボタンを押す。ドアはスムーズに閉まった。
 「あんたはワイズの側近なのかい?」
 サキは気まずくなるのを避けるため話題提供をする。エレベーターは揺れる事なく下降を始めた。
 「側近だと?あれの側近はごめんだ。俺はただ、ここにいるだけだぜ。」
 「それなんか意味あるのかい?」
 「意味?ないな。あるとすれば好奇心か。老人の知恵を集めた神だぜ?少し興味がひかれるだろう?知恵っていうのは人生の攻略本だぜ?はっはっは。」
 男がそう言って笑った時、エレベーターのドアが開いた。
 「ついたぞ。さっさと降りろ。俺はこの会議に関係ないからな。はやくドアを閉めたいんだが。」
 「そうかい。そりゃあ、すまなかったね。」
 サキは感じ悪いなと思いつつ、エレベーターを降りる。
 「あ、一つ言っておく。真正面のドアが会議室だ。床が滑りやすいからよく雪を払い落としてから歩くといいぞ。ツンとデレで会話をしてみた。楽しかったか?」
 男は最後にそう言うと手を振りながらエレベーターのドアを閉めた。
 ……いい奴なのかどうなのかわかんない神だね……。ツンデレの意味もよくわかっていないみたいだし。
 サキは複雑な表情で頭をぽりぽりかくと前を向いた。眩しいばかりの金色で覆われている壁、床、天井。落ち着いて会議をする場所ではない。
 ……変わり者とは聞いているけどこれは変神だね。
 サキはため息をつくと靴についた雪を払い落としてから歩き出した。
 廊下をまっすぐ進むと赤と金色を使った目によろしくないドアが見えた。
 「ここが会議室……だね。」
 サキは一人不安げにつぶやくと恐る恐るドアを開けた。
 「輝照姫大神だYO☆。席はあっち!YOYO!」
 「うおっ。びっくりした。」
 ドアを開けるとすぐさま女の子の声がした。声を発した女の子は黒いサングラスをかけている幼女であった。肩先まである赤い髪にカラフルな帽子をかぶっている。その帽子から触手のように赤い髪がつきでていた。服は真っ赤な着物に袴だ。なんというかとても奇妙な格好である。
 サキは幼女に目を丸くしながらも指差された席に座る。不思議とこの会議室は和風に作られており畳に木の机、座布団、そしてドア以外障子である。外と比べるとひじょうに落ち着きのある部屋だ。あたりを見回すと置いてある席はサキを含め、六つ。その四つは男が二人と幼女、そしてサキが座っている。サキの左隣はツノの生えている男が座っていた。整った顔立ちをしており、緑の美しい髪が腰まで伸びている。頭には龍の頭にささっているようなあのツノ。袖なしの着物からはたくましい腕が見えた。そして所々、うろこのようなものが見える。
 向かいの席には例の幼女と飛鳥時代あたりでみたような髪型をした男が座っていた。その男は温厚そうな顔つきをしているが眼光は鋭く、油断ならないものがあった。ヒゲが生えており、あまり若そうには見えない。服は水干袴を着ていた。
 そして会議に関係ある神なのか、それともただのぬいぐるみなのかわからないがサキの右隣に青い人型クッキーが座っていた。ぬいぐるみのように見た目がもこもこしている。ただ、目も鼻もなく、顔だと思われる部分には大きな渦巻きが描かれていた。
 不気味な者達に挟まれるようにサキは座っていた。
 「月照明神はどうした?」
 サキの左隣にいた緑の髪の男が静かに声を発した。
 「知らないよ。あたしは月神さんとは会った事ないんだ。」
 「そうか。」
 サキはかまえながら答えたが男は一言そう言ったのみだった。
 「今回は太陽のお方が来ているんだねぇ。お初だ。」
 向かいの席の穏やかな男が微笑みながらサキに話しかけてきた。
「あたしもあんた達に会うのは初めてだよ。誰が誰だかよくわからないんだ。自己紹介を望むよ。」
 サキは困った顔を一同に向けた。
 「あー、そうだったねぇ。それがしはタケミカヅチ神。西で武の神の代表ってとこかな。まわりからは西の剣王って呼ばれているかな?」
 温厚そうな男、タケミカヅチ神は微笑みながらサキに答えた。おそらく彼はマイペースな男だろう。あまり人に合せる感じには見えない。
 ……やっぱり、タケミカヅチ神かい。おそらく、戦闘方面のスイッチを入れてしまったら大変な事になるだろうね。
 次にツノの生えた男が口を開く。
 「私は天津彦根神(あまつひこねのかみ)。南にあるリゾート地、竜宮城のオーナーだ。」
 ツノの生えた男、天津彦根神が表情を変えずに静かに言った。
 ……アマテラス大神の第三子。雨の神だけでなく、日の神、風の神、土着の神など様々に信仰されているあの龍神かい……。
 サキはだんだんと委縮していく自分を感じていた。そんな中、陽気に幼女が話し出す。
 「YO!私は高天原東を住みやすくしている東のワイズこと思兼神(おもいかねのかみ)だYO!じぇいぽっぷとラップが好きだYO!」
 ……じぇいぽっぷってJPOPの事かね?まあ、いいか。こいつが思兼神だね……。変な神とは聞いていたけど予想以上だよ……。だいたい、思兼神って老人の知恵を集めた神様だったはずだったけど……どうなってんだい?昨今の萌えブームとかで勝手に人間達から萌えキャラにされてこんなになっちゃったのかなー……。神様は人間の想像とかで大きく姿を変えちゃうしねー。
 サキは一番、反応に困ったがうまく流した。
 「で……最後は……。」
 サキは先程から横でじっとしている青い人型クッキーに目を向ける。人型クッキーはこちらを向くとこくんと頷いたが何も話さなかった。
 ……何か言えよ……。
サキは思わずズッコケてしまった。
 「ああ、ええっと、それは北の冷林だねぇ。縁神(えにしのかみ)だったかな。人の心とか優しさに反応する神様だったような……。冷林はしゃべれないから大変だねぇ。」
 冷林の代わりにタケミカヅチ神が説明してくれた。それに対し、青い人型クッキー、冷林はこくんと頷いた。
 ……てきとうな説明だけどまあ、いいか。
 サキはやれやれとため息をつき、改めて一同を見回した。まともな外見をしているのはサキくらいだ。なんだか悲しい。
 「まあ、自己紹介は終わったという事でさっさと話を進めようか。」
 タケミカヅチ神、剣王は目の前に置かれている湯飲みに口をつけお茶をズズッと飲んだ。
 「そうだNE。やっと太陽の姫が出てきたというのに月の姫の方がまったく出てこないんだYO。ずいぶんとひどい状態らしいんだけどYO……。いったい月は何をやっているんだYO!光照姫、何か知らないのかYO!」
 思兼神、ワイズは机をバンと叩く。叩いた後に手をさすっている所から思った以上に力が入ってしまい、手を痛めたようだ。
 「知らないね。あたしに聞かないでおくれよ。だいたい、会った事もないんだ。」
 サキは困った顔をワイズに向けた。
 「では何か、噂などはないか?」
 天津彦根神、竜宮のオーナーはため息交じりにサキに言葉をかける。
 「聞かないねぇ。それより、我が暁の宮に援助をしていただきたいんですけれども。」
 サキはさっさと自分の要求を話した。
 「援助?今は月の話をしているんだYO!小娘。」
 ワイズのサングラスの奥から鋭い何かが飛んでくる。ワイズはサキを睨みつけているらしい。
 「まあ、まあ。彼女は自分の場所を守るのに必死なんだよ。今、太陽は奈落の底だ。長年、頭が消失していたせいで立て直すのは大変なんだよ。それに彼女はまだ若いじゃない?」
 剣王は怒っているワイズをなだめた。冷林は先程から何もしゃべらない。
 「光照姫、こういう取引はタダではない。こちらに何かしらのメリットがあるのならば私は手を貸そう。」
 竜宮オーナー、天津はやや冷ややかに言葉を発した。
 ……やっぱり普通に頼んでもダメだ。どの神も自分の所をうまく回す事で精一杯だ。あたしがこの神達だったらたぶん、同じ事を言うと思う。一番、脈がありそうなのは剣王と天津。冷林は何を考えているかわからないし、ワイズに頼るのは危険だ。ワイズは頭の良い神。関わると何をされるかわからない所がある。
 「剣王、今、暁の宮は信仰心不足で仕事の配分もろくにできないんだ。このままでは信仰心のなくなった太陽神から徐々に消えて行ってしまう。皆、信仰心が集まらないと働かない。だからさ……。」
 「だから太陽に援助しろっていうのかい?それがしに頼まれても困るなあ。西はもう体制ができちゃっているからねぇ。信仰心が余るっていうのはないねぇ……。まずは人間に願われるように人助けをしてみたらどうだい?」
 剣王は頭をかきながらサキを見つめた。
 「わかった。やってみるよ。」
 サキは剣王に対し、素直に頷いたが心では真逆の事を思っていた。
 ……それじゃあ、間に合わないんだ。だいたいうちは信仰心が集まっていないから太陽神が動かない。援助をもらって太陽神達を元に戻してから人間の信仰心を集めるのが一番の策だ……。でも、ダメそうだ。
 「必死だNE。光照姫。私が援助してやろうかYO?」
 顔色が曇っているサキにワイズが頬づえをつきながらそうつぶやいた。
 「……タダじゃないんだろう?」
 サキはこのタイミングでこの話を持ちかけてきたワイズの策に気がついていたがもうどうしようもなかった。
 「タダじゃないYO。私が気になるのは月。月の状態とその他もろもろを解決してくれたら援助してやるYO。だが、こちらも光照姫を危険な目に遭わせる事は避けたいYO。だから私のとこから一神一緒に行ってもらう事にするYO。」
 ワイズは唸るサキを眺めながらニッと微笑んだ。
 ……弱みに付け込まれたってこういう事をいうのかね……。この神はあたしを部下として使うつもりか……。このままズルズル進むとこの神の手足にされかねない。今は要求を飲むしかないが次は何とかする事にしよう。
 サキはふうとため息をつくと頷いた。
 「いいよ。今回は要求を飲む。きっちりと援助をしてもらうからね。」
 「生意気な小娘だYO。まあ、いいYO☆じゃあ、今回の件はそっちに任せるYO!」
 「交渉成立だね。じゃあ、太陽神全員が活動できるレベルの信仰心をもらおうか。」
 「すごい少ない要求だNE。動けるレベルでいいのかYO。」
 ワイズは面白そうに笑っている。
 「いい。あんたの所も大変だと思うからね。わざわざ護衛までつけてもらってさ。」
 「そうかYO。」
 サキの言葉に納得したらしく、ワイズは大きく頷いた。
 ……単純にこの神に大幅に頼る事が怖い。今はほんの少しでいい。慎重に動く事に決めた。
 「じゃあ、ついででいいからさぁ、うちの修行中の神も仲間に入れてもらってもいいかい?」
 サキが考えていると剣王が話しかけてきた。
 「修行中?」
 「きっと役に立つと思うよ。歳は君と同い年かな。もともと刀だったんだけどやっと人型になれてね。今は修行中。ああ、心配しないで。それがしも光照姫に何かあると困るんだよねぇ。ただそれだけだから。何か裏があるわけじゃないよ。」
 「そうかい。」
 剣王は腕を組んでいるサキに微笑みかけた。
 「それではこの件は光照姫に任せよう。私は退出するぞ。」
 天津は話が区切れた段階でそっと立ち上がった。もともとこの会議にちゃんと出席する気はなかったようだ。
 「まあ、話はこれだけだから皆解散でいいYO。」
 ワイズはその場に残り、帰りの駕籠と鶴の手配を始めた。サキは剣王、天津、冷林と共に会議室を後にした。
 「しかし、本当に月に干渉するのか?」
 天津が金色の廊下を歩きながらサキに声をかける。
 「うん。まあね。一番近いし。」
 「何かトラブルがあれば私も何か手伝おう。」
 「どうも。」
 天津は目を閉じると無言で歩きはじめた。エレベーターはすぐに来た。サキ達はエレベーターに乗り込み、ドアを閉める。冷林は先程からふわふわとサキのまわりを飛んでいた。得体が知れないのでけっこう不気味だ。
 「ああ、さっきの修行中の神は後ほど太陽に送っておくから、よろしくねぇ。」
 剣王は軽い口調でサキに言葉を発した。
 「ああ、わかったよ。ありがとう。剣王。」
 サキは隙を見せないように頑張って言葉を発していた。そしてとても疲れていた。
 ……あんまり話してないのになんかめっちゃ疲れた……。
 サキがため息をついた時、屋上へついた。冬の冷たい風がサキ達を襲う。残っている雪を踏まないよう気をつけながら待機していた鶴が持つ駕籠にサキは乗り込んだ。
 「よう。駕籠に足引っ掛けないように気をつけろよ。」
 「!」
 サキが駕籠に入った時、駕籠の中から声が聞こえた。ふと前を見ると赤い鬼の面が映った。サキは驚いて叫びそうになったがなんとか押し殺した。
 「驚かないよう精一杯の努力をした甲斐があったな。叫び声を上げられたらどうしようかと思ったぞ。」
 「あんた……。なんであたしの駕籠にいんのさ。びっくりしたよ!」
 サキは穏やかに話す男を睨みつけた。
 「いや……。ワイズから月を見て来いと言われてな。面白そうだったんでお前に乗っかる事にした。俺も暇をしていたところだ。チートエレベーターの上下で時間を潰していたからな。」
 鬼の面で表情がわからないが声は子供のように楽しそうだ。
 「暇神かい……。うらやましいねぇ……。あたしは帰ってはやく寝たいよ。」
 駕籠は鶴が引っ張り空を飛んだ。サキはカーテンを閉めてため息をまたついた。
 「ところであんた、名前、なんて言うんだい?」
 「ん?俺?ああ、天御柱神(あめのみはしらのかみ)だ。」
 「えええええ!あんたが!」
 男がさらりと言ったので逆にサキのリアクションが大きくなった。
 天御柱神と言えば天災、厄災の神として有名である。鬼神と呼ばれ、恐れられて祭られた神様だ。
 「それ、すげーリアクションだな。面白いぞ。」
 「あんまり台風とか竜巻とかやめておくれよ……。こわいったらない。こう、横にいるだけで怖いよ。まずそのお面がねぇ……。心臓に悪い。うん。悪い。」
 サキは大きく深呼吸をして心を落ち着かせた。駕籠は天御柱神のせいで狭い。
 ……厄神とこんなに密着してたら何が起きるかわからなくて怖いよ……。駕籠が突然落ちたりとかしないでおくれよ……。
 サキは色々とビクビクしながら天御柱神を見つめた。
 「ああ、俺の呼び名は呼びやすいように呼んでくれて構わないぞ。」
 天御柱神は小型ゲーム機を取り出すと楽しそうにやりはじめた。
 「……呼びやすいようにって……うーん。じゃあ、みー君でいいかい?」
 「みー君?なんだそりゃ。俺はお前の幼馴染か?まあ、いいがな。」
 サキはてきとうに彼のあだ名を決めた。だいたい、やっているゲームが子供が好みそうなゲームだ。それを見ていたらもうみー君しか思い浮かばなくなった。
 横スクロールで主人公と思われる男が変な効果音を立てながらジャンプをし、落とし穴を避けている。
 「それって、今もなお愛されているスーパーリマオ?」
 サキは小型ゲーム機の画面を眺めながら質問をする。
 「ああ。俺、なんかこれ、ハマっちゃってな……。このリマオってやつ、災難だろ?落ちたら死ぬ穴だらけの道に針生やしたカメがうろちょろしててやっと休めると思っていたドカンの上から人食い花がにょっと出てくるんだ。いやー、厄をもらってんなあと思ってな。こんな世界からこいつを助けてやりたくなった。ただ、それだけでこのゲームを極めた。」
 「あー……そうなんだ。」
 みー君は楽しそうにゲームに向かっているがサキは逆に呆れた。画面中のリマオは見えないくらい速く動いており、サキにはリマオに何が起きているのかよくわからない。
 「ていうか、そのゲームってさ、リマオが姫様を助けに行く感じのストーリーじゃなかったかい?なんであんたがリマオを助けるのさ。」
 どうでもいい事だがとりあえず聞いてみた。
 「姫はリマオが助ける。俺はリマオを助ける。というわけさ。」
 みー君はなぜか胸を張っていた。
 ……言いたい事はなんとなくわかったけど……まあ、もういいや。なんかめんどくさい。
 サキはつっこむ気もなく、ふうとため息をつくと寝る体勢に入った。
 「ん?寝るのか?もうそろそろつくんじゃないか?」
 「少しだけ寝る。うるさくしないでおくれよ。」
 「わかった。着いたら優しく起こしてやる。」
 「そうかい。」
 サキはちらりとみー君を見た。みー君はサキが寝やすいようにけっこう端に寄ってくれていた。
 ……けっこう優しいじゃないかい。見直したよ。
 サキはクスッと微笑むと目を閉じた。みー君の好感度がサキの中で少し上がった。
 その直後、サキはうつらうつらとまどろみ、夢の世界へ消えた。
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